オメルタの約定を模した、私共が心の掟として、バンダナに日本語で記されています。
オメルタとは、血の掟( Omertà )は、シチリアのマフィアにおける約定。沈黙の掟、オメルタの掟などとも言われています。
マフィアのメンバーになるための誓いをする時、互いの親指に針を刺し血を出して、それを重ね血が交わることで一族に加わったとする儀式を行うことからこの名が付いたそうです。
俗にマフィアの十戒とも呼ばれています。
冷静さを装う時、真剣になる時、僕はテーブルにこれを置きます。
私どもの内容成分の一つである大事な文面、改訂された十戒をご紹介いたします。
第一条 約束は絶対的に遵守しなければならない
仲間同士で行う約束は、遵守を前提に結ぶ物です。約束はしなくても守れ
第二条 謙虚であろうとする心や言葉遣いは、身だしなみとする
卑屈すぎない、謙虚であろうという姿勢は、紳士淑女の嗜みです。薄っぺらいマッチョイズムやマウンティングで、表現するなんて品格を疑います。 それ以外で凄みを見せてみろ。
第三条 違法薬物を所持、販売、使用してはならない
法治国家なのは置いておいても、当たり前すぎて話になりません。
見つけたら110番だ。
第四条 トラブルがあった時は、第三者を招き、話し合いの機会を持たなくてはいけない
仲間同士でもトラブルがある時もあるでしょう。その時は両当事者の仲間に話を聞いて貰うのが、解決への近道です。 逆に、トラブルを起こす前に、こういう面倒になる事を想像する能力を持て。
第五条 伴侶を尊重しなければならない
この言葉が記されている物を携えるのは、お互いの伴侶にとっても嬉しい事なのではないでしょうか。 妻や夫、彼氏や彼女、永遠を誓ったはずだよな。
第六条 仲間の家族や友人を、自分の家族や友人の様に大切にしないといけない
言うまでもない事ですが、実際の家族を失った友人もいるでしょう。大切にされた事は友人は覚えているものですし、自分も忘れないようにしないといけません。ただ、大切にするという事は甘やかす事ではない。
第七条 仲間の秘密は守らなければならない
第六条と似ていると思いがちですが、自分が信用しているAと言う人がいたとします。信用していてBの秘密を打ち明けたとしましょう。
悪気はなかったとしても、「BはAを信用しているか」確かめてもいないのにだ。
第八条 喧嘩はシラフでしないといけない
酒を飲んで喧嘩するほど、愚かな事はありません。愚の骨頂。見苦しいにも程があります。酒飲んで気が大きくなるなら、違う度胸をつけろ。
第九条 尊敬されない場合は、尊敬しなくてもよい
現在でも、差別や偏見を目の当たりにする時があります。そのような差別する奴は、ベタな言い方ですが、可愛そうな人たちなんでしょう。だって私達から、尊敬される事は無いんだから。
第十条 感情的に背信を抱く者、道徳心を持てない者は、仲間としないものとする
仲間なら当然の戒律です。しかし世の中には、嘘つきやすり寄ってくる者もいます。第十条まで読んだ貴方には見抜けるはずだ。
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