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ライオンの騎士を、僕は笑う事が出来ない。

  • 執筆者の写真: nextform じゅんや
    nextform じゅんや
  • 2017年9月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月19日



いつも動物が出てくるおとぎ話など、題材にしてメインビジュアルを作っているのですか、今回の題材はドンキホーテの異名である「ライオンの騎士」に対してのキャッチコピーを作る事にしました。

ミュージカルのドン・キホーテは、見果てぬ夢を追い続ける男である。

夢に向かって一直線に突き進む「ラ・マンチャの男」のロマンにある人々はしびれ、

ある人々は共感を抱く。

これに対して、原作のドン・キホーテは、騎士道物語に書かれていることを

真実と信じて騎士道を実践する人物である。 彼の眼にはごく日常的な物事がことごとく騎士道物語の一シーンとなって映っているようで、 騎士道を実践すればするほど、現実世界との衝突が発生する。 その徹底ぶりが面白く、ひょっとしたら狂気に陥っているのはドン・キホーテでなく、

自分たち自身ではないだろうかと思わせるほどである。

「ドンキ・ホーテ論」三浦良氏著 より引用

こちらより、三浦良さんの「ドン・キホーテ論」が公開されています。

色々、他の方の論文も読ませていただいて、中には数種PDFもダウンロードさせて頂きました。

騎士道に憧れ過ぎて、いずれ狂人となり冒険へと出るドンキホーテ。

小説の中で出てくる人々は彼を嘲笑したりしますが、今、僕は思うんです

果たして、彼は笑われる様な事をしたか。彼は狂っていたのかって。

「ライオンの騎士」と名乗り出して、

彼は真面目に自分の信念を貫く事をやめない。

そう言う男を、僕は笑う事が出来ないのです。

こういう信条を、4周年を迎え、5年目にあたって、当店のテーマ?とさせて頂きます。

もっと自分を好きになる為にこの仕事やってんだから、

他人にどう嫌われても別にどうって事ないですよね。

で、このライオンなんですが、これはペンタブレットにより描かれました。 描いてみて思うのですが、 実際のところ、ある程度絵を描ける人であれば、どれぐらい訳ない仕上がりです。

模写が出来れば、誰でも描けるんじゃないでしょうか.....

いや自慢でも何でもなく、意外とみんな向き合わない。 ただの根気!!いや本当に...。

10時間ほど向き合えば、なんとかなります。

そして、このライオンは、またしてもTシャツになったのです。

周年期間中に、ご予約して、ゲットしてくれた皆さん、ありがとうございます!


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